接続しているWi-Fiのパスワード確認方法(スマホ/PC)
Wi-Fiのパスワードは長く複雑にするほど安全ですが、そのぶん覚えにくいのが悩みどころです。パスワードを忘れて他端末から接続できないときの確認方法を解説。最後にゲストWi-Fiの作り方も紹介します。
※本記事では、Wi-Fiルーターを他端末からログインする場合または他の人にシェアする場合を想定した記事です。どの端末からもWi-Fiに接続できない場合はこちらを参考にしてください。
1. 端末から確認する(いま繋がっている機器が最速)
自分のスマホ/PCがそのWi-Fiに接続中なら、パスワードは端末側で見られます。
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iPhone(iOS 16以降)
設定 → Wi-Fi → 接続中SSIDの「i」→「パスワード」を表示(Face ID/Touch IDで解錠)。
※近くのApple端末へは「パスワード共有」でワンタップ送信も可。
参考:https://support.apple.com/ja-jp/102635
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Android(一部UI名は機種差あり)
設定 → ネットワークとインターネット → インターネット → 接続中SSID →「共有」。
画面にQRコードと文字列パスワードが表示されます。
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Windows 11/10
設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 接続プロパティ →「Wi-Fi ネットワーク パスワード」を表示。
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Mac(macOS Ventura以降)
システム設定 → Wi-Fi →接続したことのあるネットワーク内のネットワーク名横にある詳細ボタン→「パスワードをコピー」
参考:https://support.apple.com/ja-jp/102511
2. 管理アプリから確認する(ルーター管理アプリ)
TP-Linkルーターの管理アプリ「Tether」/「Deco」を使えば、SSIDとパスワードの確認・変更・共有が簡単にできます。
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Tether(Archerシリーズ)
アプリを開く → 対象ルーター →Wi-Fi設定→ パスワードを表示。
そのまま共有メニュー(メッセージ/メール)で送信可能。
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Deco(DecoメッシュWi-Fiシリーズ)
Decoアプリ →「Wi-Fi設定」→ メインネットワークのパスワードを表示。
ゲストネットワークのオン/オフや有効期間・速度制限もここで設定できます。
注意:管理者用ログインパスワード(TP-Link ID)とWi-Fi接続用パスワードは別物。両方を強固にして保管しましょう。
アプリからは簡単にQRコードでのシェアも可能です。ゲストにWi-Fiを共有したい際にご活用ください。
Wi-FiはQRコードから接続できる!QRコードの発行方法を解説 >
セキュリティの基本:推測されやすい語(誕生日・住所)はNG。英大小字+数字+記号で10桁以上推奨です。
ゲストWi-Fiの設定方法(家族以外には“分けて”渡すのが安全)
ゲスト用のSSIDを用意すれば、家庭のネットワークに触らせずにインターネットだけを開放できます。
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Tether(Archer)
ルーター →「ゲストネットワーク」→ SSID/パスワード作成 → 有効期限・帯域制限(あれば)を設定 → 共有。
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Deco(メッシュ)
Decoアプリ →「ゲストネットワーク」→ オン → SSID/パスワード → 時間制限/速度制限 → 共有。
設定のポイント
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WPA2/WPA3-Personalを選択(オープン接続は避ける)
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有効期限(例:2時間/1日)や速度制限でトラブルを抑止
- SSIDは常用のものと混同しない名称(例:Home-Guest)に
以上を参考に、Wi-Fiのセキュリティを保ちながら賢くWi-Fiパスワードを共有しましょう。
Wi-Fiパスワードを忘れてしまいログインできない場合
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対応アプリ(Tether/Deco)または管理画面にログインしてパスワードを確認
→TP-Link IDのパスワードがわからない場合は以下を参考にしてください。
FAQ
- TP-Link IDに入れない、またはTP-Link IDがない
→リセットボタンを長押しして、機器の初期化・再設定を行ってください。
FAQ
もし上記を試してもうまくいかない場合は、弊社サポートまでご連絡ください。