セキュリティアドバイザリ:TapoC210の複数の脆弱性について (CVE-2026-105814 & CVE-2026-105815)
脆弱性の説明と影響
CVE-2026-105814:DS JSON APIにおけるリクエスト順序に依存する認証バイパス
TP-Link Tapo C210 V3.60には、DS JSON APIにおける認証バイパスの脆弱性が存在します。保護対象の操作と、公開されている初期設定関連のフィールドの両方を含む細工されたJSONリクエストにより、モジュール単位の認可チェックが一貫せずに適用される場合があります。その結果、有効な認証済みセッションがなくても、パン・チルト・ズーム制御を含む、保護対象のカメラ操作が実行される可能性があります。
この脆弱性の悪用に成功すると、同一ネットワーク上の未認証の攻撃者が、有効な認証済みセッションなしで、パン・チルト・ズーム(PTZ)制御を含む保護対象のカメラ操作を実行できる可能性があります。これにより、カメラ機能が不正に操作されるおそれがあります。
CVSS v4.0スコア:5.3 / 中(Medium)
CVSS:4.0/AV:A/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N
CVE-2026-105815:認証情報の漏えいによるストリーミングメディアセッションへの不正アクセス
TP-Link Tapo C210 V3.60では、未認証のDS JSON APIリクエストを通じて、共有認証情報および暗号関連のメタデータが露出する可能性があります。露出した共有認証情報は、StreamdのDigest認証機構によって管理者パスワードとして受け入れられる可能性があります。その結果、同一ネットワーク上の未認証の攻撃者が、デバイスのアカウントパスワードを知らなくても、暗号化されたメディアセッションを確立できるおそれがあります。
この脆弱性の悪用に成功すると、認証情報や暗号関連情報が漏えいし、暗号化されたメディアセッションへの不正アクセスが可能になるおそれがあります。
CVSS v4.0スコア:7.1 / 高(High)
CVSS:4.0/AV:A/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N
影響を受ける製品・バージョンおよび修正情報:
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影響を受ける製品 |
ハードウェアバージョン |
修正済みバージョン |
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Tapo C210 |
V3.6 |
V3.6_1.2.7 Build 260818 |
推奨事項:
影響を受けるデバイスをお使いのお客様には、以下の対応を強く推奨します。
- 以下の手順に従って、最新のファームウェアバージョンに更新してください。
米国(US):Tapo C210のダウンロード | TP-Link
※ファームウェア更新方法について
免責事項:
本セキュリティアドバイザリは情報提供のみを目的としており、予告なく変更される場合があります。本情報は、いかなる種類の保証も伴わない「現状有姿(as is)」で提供されます。TP-Linkは、本アドバイザリに記載された利用可能なファームウェア更新を速やかに適用するか、文書化された回避策を実施することをお客様に推奨します。記載された方法で更新または緩和措置が実施されていないデバイスやシステムは、引き続き脆弱な状態にある可能性があります。TP-Linkは、これらの更新を実施しなかったことに起因する損害または損失について、一切の責任を負いません。
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