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Wi-Fi 6Eルーターを買う前に知っておくべき4つのこと

By TP-Link Editorial Group

WiFi 6ルーターは今も継続的にリリースされていますが、より広い帯域幅・高速な速度・低遅延が約束されている6GHzバンドを備えたWiFi 6Eルーターも、市場に出始めています。

ここでは、WiFi 6Eルーターを手に入れる前に知っておくべき4つのポイントをご紹介します。

 

1. Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6を6GHzバンドに拡張

WiFi 6Eは、WiFi6のような新世代のWiFi規格ではありません。 WiFi 6と同じ規格で動作しますが、6GHzバンドで最大1,200MHzの追加スペクトル(5.925GHz~7.125GHz)が利用可能になり、輻輳を減らしながらネットワーク容量を劇的に増やします。

また6GHzでは、広い160MHzチャンネルが新たに最大7つ追加され、可能な限り高速でより多くの同時伝送ができるようになります。 

混雑している2.4GHzや5GHzとは異なり、新たに開放された6GHzは、WiFi 6E(および未来のWiFi規格)に対応した端末のみがアクセス可能です。これにより、たくさんのデバイスがある環境でも混雑を気にする必要がなくなります。

容量の増加・より広いチャンネル・新たなバンドにより、WiFi 6Eユーザーは、混雑した環境でも8K動画・AR/VRゲーム・大容量ファイルのダウンロード等を遅延なく思いっきり楽しめるでしょう。

 

2. Wi-Fi 6Eは、将来的に急速に発展する見込み

International Data Corporation(IDC)のリサーチディレクターPhil Solis氏は、「2021年にはWiFi 6Eの導入が急速に伸び、3億3800万台以上のデバイスが市場に参入します。また2022年までにWiFi 6デバイスの約20%が6GHzに対応することになるでしょう」としています。事実、既にいくつものメーカーがスマートフォンやPC等の対応製品をリリースしており、今後さらに多くが登場予定です。

 

3. Wi-Fi 6Eは、まだ開発とアプリケーションの初期段階

Wi-Fi Alliance® は2021年1月、WiFi 6Eの認定プログラムをリリースしました。しかし、FCC(米国連邦通信委員会)がWiFi 6Eについて5925〜7125MHzの免許不要利用に関して発表したのは2018年。その後さらなる調査の結果、6GHz WiFiが正式にリリースされたのは2020年のことでした。

そして今、WiFi 6Eは世界中で広く採用されるようになっています。

アメリカに続き、UK・EU・アラブ首長国連邦・サウジアラビア等も、WiFi用に6GHzを提供することを決定。さらに多くの国々で免許不要で利用可能な6GHzの開放に向け、検討または推進を進めています。

 

4. 6GHzに対応したデバイスはまだ少数

現状、市場に参入しているWiFi 6Eルーターの数は限られており、まだ初期段階のため、価格もまだまだプレミアム価格。つまり、一般の消費者向けの十分な準備が整っていないと言えます。

もちろん、今後はミドル・エントリーレベルのルーターが徐々に登場していきますが、これには時間がかかるでしょう。

もう1つの問題は互換性です。 WiFi 6Eは旧規格とも下位互換性がありますが、6GHzバンドはWiFi 6E(および未来の規格)に対応したデバイスでのみアクセスできます。スマートフォンやPC等のデバイスを最新モデルに買い替えたりしている場合、もしからしたら1、2台をお持ちの人がいる可能性もありますが、家庭にWiFi 6Eデバイスがあるのはごく稀です。

このことからも、新しい6GHzバンドを体感できるデバイスはまだ十分ではないと言えます。

しかしながら、最新テクノロジーをいち早く試したい、自宅のWiFiに6GHzを取り入れたいという方は、TP-Linkを是非ご注目ください。今後、WiFi 6EメッシュシステムのDeco XE75やDeco XE200、WiFi 6EルーターのAXE95やAXE75等の展開を予定しています。世界No.1無線LAN機器プロバイダー*を誇るTP-LinkのWiFi 6E製品をお見逃しなく!

*2021年第4四半期IDC調べ

 

WiFi 6Eをもっと知りたい方はこちらもチェック >>

※2022年6月現在、日本では6GHzバンドの利用は許可されておらず、具体的な仕様は決定していません

TP-Link Editorial Group

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