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24時間キャプチャ機能の使い方

適用要件
更新済み08-14-2025 08:10:42 AM Number of views for this article7426
対象製品:

24時間キャプチャとは?

24時間キャプチャとは、一定の頻度で画像を撮影し、その画像間の差分に基づいて録画をトリガーする仕組みを指します。有効化すると、カメラは1fpsなどの低フレームレートで24時間365日連続して画像をキャプチャします。イベントが検知されると、通常のフレームレートでの録画に切り替わります。

24時間キャプチャは、検知範囲を拡大して広範囲をカバーし、常時録画に近い結果をより低い消費電力で実現できます。これにより、重要な映像をより多く記録することが可能です。

 

24時間キャプチャの設定方法

注意: 24時間キャプチャを有効にすると、デバイスの電力消費が早くなりますので、ソーラーパネルと併用することをおすすめします。

24時間キャプチャを使用すると、カメラは定期的に画像を撮影し、イベントが検出されると自動で録画を開始します。

1. デバイス設定ページに移動します

2. 24時間キャプチャをタップします

3. 初めて24時間キャプチャを設定する場合は、24時間キャプチャを開始をタップします。既に設定済みの場合は、24時間キャプチャを有効にするをタップします。

 

4. ソーラーパネルが接続されていますをタップします

5. 24時間をタップするか、現在の検出録画スケジュールを置き換えるをタップして24時間キャプチャページに入ります。*

6. 24時間キャプチャを設定します(任意)

1)キャプチャ間隔をタップして、映像のキャプチャ頻度を設定します。1sは1秒間に1枚写真をキャプチャし、10sは10秒に1枚写真をキャプチャします。

 

2)スケジュールをタップして録画スケジュールページへ進み、編集をタップしてキャプチャと検出録画の時間帯を設定します。

*: 24時間現在の検出録画スケジュールを置き換える の違いは?

24時間:

以前の設定 > 「24時間」をタップして24時間キャプチャを有効化 > 24時間キャプチャを無効化

 

現在の検出録画スケジュールを置き換える (検知時に録画):

以前の設定 > 「検知時に録画」をタップして24時間キャプチャを有効化 > 24時間キャプチャを無効化

 

QA

Q: 24時間 と「現在の検知録画スケジュールを置き換える」の違いは何ですか?

A: 詳細については、以下の表をご参照ください。

機能 24時間キャプチャ PIR 検知* 常時録画
録画のトリガー方式 画像差分検知 赤外線動体検知 常時録画
消費電力 中程度(PIR より高く、常時録画より低い) 低い 高い
ストレージ使用量 常時録画より少ない 24時間キャプチャより少ない 多い
検知範囲 広い(人間最大15m、車両30m以上) 狭い(最大9m) 該当なし(検知なし)
映像品質 検知時は高フレームレート(15fps) 検知がない場合は映像録画なし 設定フレームレートで常時録画
利用ケース 省エネに常時監視が可能 最も低電力で監視可能 常時監視に最適だが消費電力が多い

*PIR検知とはTapo C4xx番台やC6xx番台等のバッテリー式カメラが採用する録画のトリガーで、センサーが動体を検知すると録画を開始します。

 

Q: 24時間キャプチャを有効にするとどのような効果がありますか?

A: 24時間キャプチャを有効化すると、検知範囲が拡大し、元の PIR 検知範囲外のイベントも検知される可能性があります。このため、不要な検知通知を避けるために、検知エリアの設定や設置位置の調整を推奨します。

さらに、24時間キャプチャを有効化すると起動回数が増加し、元のPIR検知も有効のままになるため、頻繁なウェイクアップによるバッテリー消耗を防ぐための設置ガイドラインに沿った設置・利用をおすすめいたします(交通量の多い道路や揺れる木などに向けない)。

 

Q: 24時間キャプチャは SD カードやハブストレージなしで使えますか?

A: いいえ。24時間キャプチャ動画はmicroSDカードに保存する必要があり、Tapo Careのクラウド録画には対応していません。

24時間キャプチャはまだハブストレージと完全互換ではありません。ローカルストレージの保存先としてカメラストレージを選択し、その後に 24時間キャプチャを有効化してください。

24時間キャプチャがハブに完全対応するのは 2025年内の予定です。

 

Q: 24時間録画での大まかなバッテリー持続時間は?

A: おおまかな目安は以下の表をご覧ください:

フレームレート (fps) バッテリー持続時間(ソーラーパネルなし) 1日の電力を賄うのに必要な日照時間(ソーラーパネル)
1 8日 105分
5 25日 <45分
10 37日 <45分
20 42日 <45分
30 51日 <45分
60 55日 <45分

注意:

(1) バッテリー寿命とソーラー充電時間は Tapo の実験室テストに基づくもので、1日あたり昼間23回・夜間12回のイベント発生を想定し、各イベントで13秒間の録画を行い、それ以外は待機状態とした場合の結果です。

(2) ソーラー充電時間は標準試験条件(1000W/㎡, 25℃, AM1.5)下で測定されています。実際の性能はデバイス設定、使用状況、ルーター仕様、環境条件により異なる場合があります。

Q: 24時間キャプチャの SD カードでのストレージ使用量は?

A: 検知イベントが発生しない場合、キャプチャ間隔を10秒に設定すると1日あたり約173MBを使用します。1秒間隔に設定した場合、1日あたり約1730MBを使用します。

以下の表は、各ストレージ容量で保存可能なおおよその日数を示します。

キャプチャ間隔 16GB 32GB 64GB 128GB 256GB 512GB
1秒 約9日 約18日 約36日 約73日 約147日 約294日
10秒 約91日 約184日 約368日 約736日 約1472日 約2944日

Q: 「24時間」と「現在の検知録画スケジュールを置き換える」の違いは?

24時間 を選択すると、録画スケジュールが 24時間 に設定され、録画タイプが 24時間キャプチャになります。

「現在の検知録画スケジュールを置き換える」を選択すると、既存のスケジュールは保持され、録画タイプのみが 24時間キャプチャに変更されます。

どちらを選択しても、その後 24時間キャプチャ機能をオフにすると、スケジュールは変更されず録画タイプのみが検知録画に戻ります。

24時間:

上記3枚の画像は、24時間 を選択した場合のスケジュール設定の流れを示しています。

現在の検知録画スケジュールを置き換える:

上記の画像は、現在の検知録画スケジュールを置き換える を選択した場合のスケジュール設定の流れを示しています。

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