Wi-Fi中継器とは

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更新済み10-07-2021 04:27:52 AM 20577


 

TP-Linkイタリアの記事を翻訳し、日本の環境向けに編集したものです。

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現代ではスマートデバイス増加やテレワークの普及に伴いリビングや書斎、お風呂場などあらゆる場所でWi-Fi接続によるインターネットを利用するようになりました。しかし、お家の構造・建材・広さなどのためWi-Fiの死角となる場所も存在するため、この記事では中継器を用いてそのような問題を克服する方法を紹介します。

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マンションや戸建ての住宅でルーターのWi-Fiが特定の場所に届かない場合、改善するもっとも手っ取り早い解決策は、Wi-Fi 中継器の導入です。

 

 

中継器ってなに? どのように利用するものですか?

Wi-Fi中継器は、Wi-Fiが届かない場所とルーターの中間に設置することで、Wi-Fiのカバー範囲を広げる無線範囲を拡張する機器です。ルーターからのWi-Fiが弱い、もしくは届いていないと中継器は利用できません。

 

中継器の設定・設置の仕方

中継器の設置はとてもかんたんです:

  1. 中継器をWi-Fiルーターのそばのコンセントに接続します。  
  2. Wi-FiルーターにWPSボタン(AOSSやかんたん接続ボタン)があれば、そのボタンと中継器のWPSボタンを押して1分程待つだけです*。もしくはスマートフォンアプリTP-Link Tetherパソコンで設定が可能です。
  3. 接続設定が完了したら中継器の設置場所を探しましょう。すべての中継器はLEDの点灯状況で電波の受信状況を判別できるので、Wi-Fiが届かなくて困っている場所とWi-Fiルーターの中間地点を目安に設置します。(  - 良好 /  - ルーターから離れすぎ)。

 

 

中継器にどんな端末でも接続できますか?何台接続できますか?
2.4GHz帯のみに対応した中継器では最大8台、デュアルバンド対応の中継器では最大32台(2.4GHz: 16台+5GHz: 16台)様々な種類の無線機器を接続できます**。有線LANポートを備えた中継器
では、テレビやデスクトップPCなどの有線機器の接続も可能です。複数の有線機器を同時に接続する必要がある場合(最大3台まで)は、5ポートのイーサネットスイッチを接続することで、利用可能なLANポートを増やすことができます。

 

 

複数の中継器を同時に利用できますか?
いいえ。ルーターに複数の中継器を接続することはお勧めしません。中継器は独立したデバイスであり、2つの異なるWi-Fiネットワークを生成します。例えば、ある部屋からスマートフォンを持って別の部屋に移動する際、最初はルーターのWi-Fiに接続され、次に中継器に接続されますが、スマートフォンがルーターのWi-Fiから切断され、中継器に接続されるまでに数秒かかり一時的に切断されることがあります。

複数の中継器が存在する場合、接続しているスマートフォンなどの端末はどの中継器に接続すべきかを正しく選択できず、遅延や切断の原因となることがあります。そのため、小規模・中規模の住宅や、Wi-Fiを妨げる物理的な障害物が少ない環境では、中継器1台のみでの利用をお勧めします。どうしても複数の中継器の設置が必要な環境、もしくは頻繁に接続先を移動するような生活スタイルや環境の場合はメッシュWi-Fiの導入をお勧めします。

その他のよくある中継器に関する質問はどういったものがありますか?
こちらでよくあるお問い合わせを掲載しているのでご覧ください。

 

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* WPSに対応したルーターでも、互換性の問題で接続できない場合があります。その場合はTetherアプリかパソコンから設定を行ってください。

**中継器の接続台数はあくまで目安です。実際の接続可能台数は接続しているルーターの性能に依存します。

 

 

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