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    Dec.2025
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    TP-Link、AIアシスタント「Tapo AI」を日本市場へ導入準備開始

    〜高度なAIによる“状況理解型”セキュリティ。深刻化するクマ出没対策への活用可能性も〜

    弊社は、2026年1月に米国で開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES」で発表予定のAIアシスタント「Tapo AI」について、日本市場への導入準備を開始したことをお知らせいたします。

    日本では近年、野生動物の出没が増加し、中でもクマによる人的被害が全国的な課題となっています。CESでの正式発表に先立ち、Tapo AIの日本向け検証を進めている状況を共有することで、社会課題への貢献可能性をいち早くお伝えいたします。

     

    【監視カメラが“理解する”時代へ - Tapo AIとは】

    ホームセキュリティにおけるAI活用は、「動きを検知する」から「映像の内容まで理解して知らせる」へと進化しています。Tapo AIは、カメラが映像の状況をより深く理解し、ユーザーに必要な情報だけを届けることを目指すAIアシスタントです。

    現在開発中の主な技術領域は以下のとおりです。

    • 状況を言葉で説明する通知

    • 映像を言語で検索できる高度な検索機能

    • 自然な会話でスマートホームを操作する体験

    ※正式名称・最終仕様はCES 2026にて発表予定です。

     

    【日本の社会課題に寄与 - クマ出没対策への可能性】

    日本では2024~2025年にかけてクマの出没件数が増加傾向にあり、自治体・地域コミュニティでも対策が急務となっています。

     

    ティーピーリンクジャパンでは、日本独自のニーズに応えるため、大型動物(クマなど)の識別に関する検証を進行中です。

    初期検証では以下のような挙動を確認しています。

    クマと思われる対象をAIが識別し、文章で状況通知する例を確認

    「黒いクマが敷地付近を歩いています」などの具体的なアラートが可能であることを確認

    ユーザーがアプリを開かずとも、危険の兆候を早期に把握できる可能性

    ※検証段階であり、動物識別の正確性や危険判断を保証するものではありません。

     

    図1:Tapo AI(開発中)が大型動物を認識し、状況をテキストで通知した例

    ※本画面は開発中のものであり、最終仕様とは異なる可能性があります。

     

    図2:Tapoカメラが捉えたクマの映像(2025年11月29日)

    ※無断転載禁止

     

    【Tapo AIの提供開始時期(予定)】

    弊社は、米国本社がCESでの発表を経て、2026年中にTapo AIの販売を開始するのに合わせ、日本市場での導入準備を本格化させています。

    日本市場向けローンチ時期:2026年夏以降を予定

    製品:Tapoカメラ・ドアホン製品の一部が、Tapo AI機能に対応予定

    ※詳細な対応機種やサービス内容は、後日改めて発表予定です。

     

    ティーピーリンクジャパンは、今後もグローバルな技術革新をいち早く日本に導入し、「つながる安心」を提供することで、お客様の快適なスマートホームライフをサポートしてまいります。