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CESの舞台裏:TP-Link、Wi-Fi 8のライブデモを公開

By TP-Link MKT

ネバダ州ラスベガス – 2026年1月9日

CES 2026会場にて、TP-Linkは一部のネットワークメディア関係者に対しWi-Fi 8のライブデモンストレーションを披露しました。

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Venetian Expoのブース#51923のプライベートルームで、TP-LinkはWi-Fi 8の試作機を実際に接続した状態で展示し、次世代ホームネットワークが実環境でどのように動作するかを初めて公開しました。

一般ユーザーにとって、Wi-Fi 8は以下のようなメリットをもたらします:

  • 家じゅうでより安定した通信速度を実現:電波の届きにくい場所や、厚い壁・家電製品で隔てられた部屋でも、快適に繋がります。
  • 干渉下でのパフォーマンス向上:複数のデバイスが互いに干渉せず、スムーズに接続を維持できます。
  • オンラインゲームやビデオ通話での遅延を低減:Wi-Fiの利用が多くなる時間帯でも中断が少なくなります。
  • メッシュノード間のローミング性能向上:接続をシームレスに切り替えられるため、部屋を移動しながらでも途切れず安定した通信が可能です。
  • IoT&スマートホームデバイス向けの強力なアップリンク性能:ガレージや地下室のような電波が届きにくい場所でも、安定した接続を維持します。

 

次世代ホームネットワークでは通信速度だけではなく、安定したパフォーマンスと信頼性が鍵となります。TP-Linkは、CES 2026のプライベートスイートにて、Wi-Fi 8(802.11bn)の先行研究開発成果とWi-Fi 8が目指す、「超高信頼性/Ultra-High Reliability」を実現するために期待される2つのコアテクノロジー、UEQM(Unequal Modulation)・ MCS(Modulation and Coding Schemes)を強調したWi-Fi 8接続を限定的に公開しました。

このデモンストレーションでは、単なるシミュレーションデータや静的なデータではなく、4ストリームリンクで接続された動作中のWi-Fi 8アクセスポイントとクライアントからのライブスループット測定値・システムデータ・リアルタイムの動作が披露され、制御された干渉条件下でのハードウェアの応答や、UEQMが複数のストリームが劣化した場合でもパフォーマンスを維持できる様子を直接確認することができました。

UEQM(Unequal Modulation)

Wi-Fi 7のような旧規格では、1つのストリームの信号が弱まると、他の全てのストリームもそれに合わせてパフォーマンスを低下させなくてはならず、リンク全体のパフォーマンスが制限されてしまいます。Wi-Fi 8のUEQMでは、各ストリームが独立して調整されるため、一部のストリームが干渉の影響を受けても、他のストリームは高い変調レベルを維持でき、混合信号環境でも優れたパフォーマンスを発揮できます。

私たちの暮らしにもたらすもの:

例えば、ノートPCで4K動画をストリーミングしているとします。デバイスに届く複数のデータストリームのうちの1つが、干渉によって劣化してしまったとしましょう。厚い壁や金属製の物体からの干渉が原因かもしれません。従来のWi-Fiでは、最も信号が弱いストリームが全体の接続速度を低下させてしまいます。しかし、Wi-Fi 8ではUEQMにより、信号が強いストリームは高品質なデータを配信し続けることができるため、動画はバッファリングが発生したり突然品質を落としたりすることなく、スムーズに再生され続けます。つまりWi-Fi 8のUEQMテクノロジーは、理想的ではないWi-Fi環境でも、ユーザーにとってより信頼性の高いパフォーマンスをもたらしてくれるのです。

新たなMCS(Modulation and Coding Schemes)

セットアップでは、「新たなMCS」がもたらす効果も実演されました。新たなMCSにより、信号強度が低下してもパフォーマンスが急激に低下するのではなく、より滑らかに低下するようになります。その結果、家全体のスループットが安定し、電波が届きにくい場所や干渉のある部屋でもより安定した通信が可能となります。

私たちの暮らしにもたらすもの:現在のWi-Fi規格では、ルーターから離れる等してWi-Fi信号がわずかでも弱まると、速度が突然落ち、ラグやバッファリングが発生する場合があります。Wi-Fi 8では、こうした問題を解消すべく新たなMCSを追加することで、より安定した接続と急激な速度低下の回避が実現可能です。

リビングから寝室に移動してもスムーズなストリーミングを維持することができ、ルーターから離れた部屋や廊下でも安定したビデオ通話が可能です。干渉のある場所でアップロードが突然停止することもありません。これまで通信が不安定だった場所でも、家じゅうどこでもより安定したパフォーマンスが得られます。

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Wi-Fi 8のメリット – 超高信頼性/Ultra-High Reliabilityの時代へ

Wi-Fi 8は、通信速度の向上を追求するのではなく、接続の安定性・信頼性に重きを置いて開発されています。

Wi-Fi 8は、Wi-Fiネットワークが混雑・通信範囲・信号強度の問題をスマートに解消できるよう設計されています。ハードウェアに組み込まれたより優れた判断機能により、さまざまなデバイスが同時に接される家庭でも、途切れにくい、より信頼性の高い接続が期待できます。

家庭向け製品の開発推進

CESでのこの限定公開は、通信速度だけでなく、速度の不安定さ・干渉・通信範囲の制限といった長年の課題に対する実用的なソリューションも提示した、研究室以外の環境で初めてWi-Fi 8を実演したうちの1つであり、Wi-Fi 8の実現に向けたTP-Linkの技術的リーダーシップを改めて示すものとなりました。

Wi-Fi 8は、速度を追求するのではなく、安定性・カバレッジ・信頼性を重視して構築されています。TP-Linkは、Wi-Fi 8のメリットをできるだけ早くユーザーの皆様にお届けできるよう、ハードウェアのテストや主要機能の検証を進め、家庭向けのWi-Fi 8ルーターの開発にも積極的に取り組んでいます。

Wi-Fi 8のメリットやテクノロジーの詳細ついては、HPをご覧ください:https://www.tp-link.com/jp/wifi8/

TP-Link Editorial Group

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