VIGI NVRに適したハードディスク（HDD）の選び方

24時間絶え間なく映し出される監視映像は、ハードディスクに保存するのが一般的なため、適切なHDDを選ぶことが重要になります。しかし、市場には様々な製品が存在するため、適切ではないHDDを選んでしまうと映像が正しく表示されなかったり、データが消えてしまったりするだけではなく、NVR自体の損傷にも繋がる場合があります。

安定したセキュリティ対策を維持するためにも、以下を参考にしながらVIGI NVRと互換性のある正しいHDDを選びましょう。

1. 監視用のHDDを選択する

監視用のHDDは24時間の記録が行えるように設計されているため、VIGI NVRに適しています。

例：Western Digitalでは以下のように6タイプのHDDを展開しており、紫色が監視用HDDになります。

色	推奨用途
緑	ファイルダウンロード等の日常使い（ライトユーザー向け）
青	容量重視＆高コスパ（クリエイター向け）
黒	ゲーム
赤	NAS
紫	24時間稼働の映像監視
金	データセンター

※Seagate SkyHawkシリーズ等も監視向けHDDです

2. 推奨サイズ＆NVRインターフェース

VIGI NVRではほとんどのHDDやSSDで一般的なSATAインターフェースを採用しています。TP-Linkではより長寿命で低コストなHDDの使用をおすすめしており、サイズは3.5インチを推奨します。（2.5インチは固定が困難です）

3. 容量を選ぶ

VIGI NVRで対応している最大容量は10TBです。使用する環境・記録期間・カメラの解像度・エンコードタイプ等に合わせて適切な容量のものを選択してください。容量の目安として以下を参考にしてみてください。

(1) 1週間の使用容量を目安にする：

監視シナリオにおける容量の使用量は比較的安定している傾向にあるため、過去1週間の使用量を参考にすることをおすすめします。

HDD容量＝1週間に保存容量×記録期間

(2) VIGIツールを使用する：

TP-LinkではHDDの容量の目安となる計算ツールをご用意しています。こちらをご活用ください：https://www.tp-link.com/en/smb/vigi-tool/disk/

注：理想的な使用環境を想定のうえ計算された結果のため、最適な容量は実際の状況によって異なる場合があります

4. 推奨HDDリスト

以下は弊社がテストを行い、互換性を確認できたHDDの一覧です。

注：バージョンが異なる場合がありますので、上記モデルを使用して互換性の問題が発生した場合は、弊社までお問い合わせください

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